映画上映会「10月7日からのGaza」
日時:5月17日(土)、18日(日)、24日(土)、25日(日) 午後1:30〜
上映時間 1時間34分
場所:アウシュヴィッツ平和博物館 囲炉裏の間
この映画は、ジャーナリストでありフランスの国会議員でもあるアイメリック・カロンがガザ現地のジャーナリストと連絡を取りながら、映像の確認、選別、日付の記入を行って制作された作品。更に、この映画では、これらのガザのジェノサイドの生々しい映像に割り込むようにして、イスラエルの政治家たちの演説、イスラエル兵がSNSに投稿したガザのビデオ映像などが挿入される。
内容は、日本のメディアでは絶対に報じることができない文字どおり目を覆いたくなるシーンの連続だ。しかしこれらの映像は、ジェノサイドの事実の一部であり、ここから私たちは目を逸らしてはならないだろう。
公式サイトは「これらの映像は、民主主義国家において、自称 “世界で最も道徳的な軍隊”が犯した戦争犯罪を記録している。」「アメリカとEU、特にドイツ、さらにはフランスから大量に供給された武器で行われた犯罪である」とし、次のように書いている。
「見始めて最初の数分間で、この映画が止まってほしい、すぐに終わってほしい…犯罪が止まってほしい、銃撃が止まってほしい、すべてがなかったことになってほしいと願うだろう。
この映像を見て、誰がこれらの犯罪を否定したり正当化したりできるだろうか?
私たちは、毎日消化を強いられる大量の映像にひたるなかで、映像がもはやさほどの重みも持たず、現実が平然と否定され、あるいは公然と軽蔑されることを当たり前とするような悪意に対して、これに反対する言葉を見つけることができていない。戦争犯罪人とその共犯者たちは、自分たちが引き起こした死者だけでなく、歴史を通じて反ユダヤ主義の犠牲となった人々の記憶をも汚そうとしている。これらの映像は、何よりもまず、こうした事態に歯止めをかける必要性があることを証している。このような犯罪を支持し続ける人々、憎悪、復讐、非人間化の演説に直面するとき、言葉による一騎打ちに引きずり込まれるよりも、私たちはこの一方通行の映像という鏡を掲げたい」
公式サイト
https://www.lesmutins.org/gaza-apres-le-7-octobre
映画はvimeoでも視聴できます